ショパン 変奏曲「パガニーニの想い出」 動画集 | Mボックス

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ショパン 変奏曲「パガニーニの想い出」 動画集

Chopin ショパン 「パガニーニの想い出」による変奏曲 

ショパン 変奏曲「パガニーニの想い出」 動画集

Souvenir de Paganini A-Dur  CT229

アルバム収録曲一覧

1. 変奏曲 イ長調 「パガニーニの想い出」 / ショパン,フレデリック / オソキンス,ジョルジ―

第17回国際ショパンピアノコンクール(2015) 第2次予選 / The 17th International Chopin Piano Competition (2015) 2nd stage

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楽曲解説 - 変奏曲 イ長調 「パガニーニの想い出」

1829年に作曲され、ショパンの死後、1881年に出版された。この作品は、1829年5月にワルシャワを訪れたヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニストのニコロ・パガニーニの演奏会でパガニーニ自身が作曲した《ヴェネツィアの謝肉祭 変奏曲 作品10》を聴いたことを機に、この主題に基づいて作曲されたとされている。この主題は様々な国で様々な作曲家に手がけられている。ショパン自身、この作品の前に、既に、4手のための変奏曲でこの主題を用いている。

アレグレットのイ長調で、8分の6拍子によるこの変奏曲では、左手のオスイティナート風の伴奏の上で、右手が主題と4つの変奏を奏する。そして、それにコーダが続き、曲を閉じる。この曲において最も特筆すべきことは、この作品の左右の手の役割がパガニーニの作品に忠実なピアノ版となっていることであろう(パガニーニの作品では、右手のボウイングでメロディーを、左手のピッツィカートでオスティナート風の伴奏を奏する)。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - ショパン,フレデリック

ポーランドの作曲家。ピアノの詩人。ポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家。現在日本で一番愛されているロマン派音楽を代表する作曲家。ノクターンやワルツなど、今日でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にもよく知られており、ピアノの演奏会において取り上げられることが最も多い作曲家の一人。

当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家として有名であった。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、「ピアノの詩人」とも呼ばれるように、様々な形式、美しい旋律、半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いたといわれている。その繊細で美しい響きの中にちりばめられた美しい旋律と、劇的で情熱的な展開が印象的で、世界中のピアノファンを魅了してやみません。また、強いポーランドへの愛国心からフランスの作曲家としての側面が強調されることは少ないが、父の出身地で主要な活躍地であった同国の音楽史に占める重要性も無視できない。

演奏家解説 - オソキンス,ジョルジ―

リトヴィアのピアニスト。