ハイドン ピアノソナタ ヘ長調 Hob.XVI:47 第3楽章の動画集です。
1788年までには作曲されたと考えられている。全3楽章から成る。
第3楽章のアレグロは4分の2拍子で、第1楽章と同じへ長調による。先立つ第2楽章とは同主調の関係にあるため、第2楽章の終結部分とこの楽章の冒頭は、ドミナント→トニックとなっている。この楽章は、形式にとらわれることなく、比較的自由な構想で書かれているが、ソナタ形式に近い形となっている。ソナタ形式に即して考えると、展開部(第50小節~)ではまず第1主題が扱われた後、第2主題が扱われる(第62小節~)。再現部(第86小節~)では第1主題に手を加えられており、その一部は同主短調で示されている。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より
オーストリアの作曲家。古典派を代表するオーストリアの作曲家。たくさんの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられている。
フランスのピアニスト。