ハイドン ピアノソナタHob.XVI:43 全楽章 動画集 | Mボックス

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ハイドン ピアノソナタHob.XVI:43 全楽章 動画集

ハイドン ピアノソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43 全楽章の動画集です。

ハイドン ピアノソナタ Hob.XVI:43 全楽章

ハイドン ピアノソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43, 作品41-4
(第43番 (第35番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)))

HAYDN Piano Sonata in A flat major Hob.XVI:43, Op.41-4
(No.43 (No.35 (Landon Ed., Wiener Urtext Ed.)))

ハイドンのピアノソナタ Hob.XVI:43 全3楽章です。
ハイドンが作曲したピアノソナタは、疑問視や偽作、消失作も含めれば、全65曲存在します。
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アルバム収録曲一覧

1. ピアノソナタ 第43番 (第35番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)) 変イ長調 全楽章 / ハイドン,フランツ・ヨーゼフ / 前山 仁美

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第43番 (第35番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)) 変イ長調 全楽章

十分な資料が残されていないため作曲年代は特定できないが、少なくとも出版された1783年以前である。ロンドンのビアードモア・アンド・バーチャル社から、Hob. XVI: 43、33、34の順に曲集として出された。だが、これらの作品がもともと一連のまとまりをもって作曲されたとは考えにくいことから、この出版は作曲家のあずかり知らぬものだったとみられている。

第1楽章:モデラート、変イ長調、2/2拍子。ソナタ形式。明快で決然とした付点リズムで始まる。この第1主題の動機は、第2主題でもたたみかけるように使用されるなど、楽章全体においてうまく機能している。展開部では推移部の素材を用いて転調を繰り返し、緊張を高め続ける。そして最後の3小節でアダージョの指示と効果的なフェルマータの使用によってゆっくりと終止し、ようやく再現部に入る。

第2楽章:メヌエット、変イ長調、3/4拍子。2つのメヌエットから成るダ・カーポ形式(メヌエットとトリオ)。メヌエット部は、付点を含め、一貫して跳ねるようなリズムがスケルツァンドな印象を与える。それに対してトリオ部は、なめらかな旋律線を中心とした穏やかな動きをみせる。

第3楽章:ロンド。プレスト、変イ短調、2/4拍子。ABACADAコーダのロンド形式。Aはabaから成り、属調のb部分は提示される度に少しずつ変奏されている。変イ長調のAに挟まれた3つのエピソードはそれぞれ変ホ長調、ヘ短調、変イ長調である。全体を通して快活な楽章だが、中心に短調をおくことによって劇的な雰囲気も生まれている。なお、コーダはD素材による。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - ハイドン,フランツ・ヨーゼフ

オーストリアの作曲家。古典派を代表するオーストリアの作曲家。たくさんの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられている。

演奏家解説 - 前山 仁美

日本のピアニスト。北鎌倉女子学園高等学校を卒業後、ロシア国立モスクワ音楽院へ留学。ピティナ・ピアノコンペティションB級奨励賞、D級銅賞、G級金賞(東京都知事賞、讀賣新聞社賞、ヒノキ賞、王子賞、洗足学園前田賞など各賞受賞)、特級グランプリ・聴衆賞受賞(文部科学大臣賞、讀賣新聞社賞、ミキモト賞、王子賞、三菱鉛筆賞など各賞受賞)。国内はもとより海外での演奏会も多く、これまでに、ロシア、フランス、ドイツ、イタリア、日本各地でリサイタルや室内楽などの演奏活動を行う。また、国内外の管弦楽団と共演。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より