ハイドン ピアノソナタ ハ長調 Hob.XVI:35 第2楽章の動画集です。
ソナチネアルバム(全音楽譜出版社) 1巻 第13番 第2楽章
正確な作曲年は不明であるが、1780年にHob. XVI/39までの作品と共に「ソナタ集 第1巻」としてウィーンで出版されたことから、それ以前の作であることがわかっている。このソナタ集はアウエンブルッガー姉妹に献呈されている。全3楽章から成る。
第2楽章はアダージョの2分の2拍子でヘ長調。第8小節の序奏の後、属調にあたるハ長調で主題が提示される。その後、序奏から引き出された中間部を経て、今度は主調で主題が提示される。主題は単旋律から成り、その終わりの部分にのみ3度の重音が見られる。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より
オーストリアの作曲家。古典派を代表するオーストリアの作曲家。たくさんの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられている。
ドイツ人を父にウクライナで生まれ、主にロシアで活躍した(ただし在留ドイツ人として扱われた)。その卓越した演奏技術から20世紀最大のピアニストと称された。
楽譜を見ながら弾くスタイルだった。ヤマハのピアノを好んで弾いたピアニストでもある。