ハイドン ピアノソナタHob.XVI:19 全楽章 動画集 | Mボックス

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ハイドン ピアノソナタHob.XVI:19 全楽章 動画集

ハイドン ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI:19 全楽章の動画集です。

ハイドン ピアノソナタ Hob.XVI:19 全楽章

ハイドン ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI:19, 作品53-2
(第19番 (第30番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)))

HAYDN Piano Sonata in D major Hob.XVI:19, Op.53-2
(No.19 (No.30 (Landon Ed., Wiener Urtext Ed.)))

ハイドンのピアノソナタ Hob.XVI:19 全3楽章です。
ハイドンが作曲したピアノソナタは、疑問視や偽作、消失作も含めれば、全65曲存在します。
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アルバム収録曲一覧

1. ピアノソナタ 第19番 (第30番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)) ニ長調 全楽章 / ハイドン,フランツ・ヨーゼフ / チャイモビッチ,ヴァディム

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第19番 (第30番 (ランドン版・旧ウィーン原典版)) ニ長調 全楽章

1767年の作品。1788年に出版された。この作曲の前年にハイドンはエステルハージ侯爵家の楽長へと昇進し、1770年代初めにかけての意欲的な創作期に入ったところである。

第1楽章:アレグレット、ニ長調、4/4拍子。ソナタ形式。付点リズムの典雅な響きをもつ第1主題とは対照的に、第2主題は耳につくようなホ音の連続から始まり、やがてアルペジオ伴奏による賑やかな雰囲気へと導く。この同音反復は土台としての安定感と前進力をもたらす一方、展開部で短調に転じたときには不安を煽る効果も担っており、この楽章でとりわけ特徴的な楽想となっている。

第2楽章:アンダンテ、イ長調、3/4拍子。ソナタ形式。第1主題の高音と第2主題の低音という音域の使い分けが特徴的。再現部は第1主題を省略し、推移部から開始するため、全体として低い音域での温かい音色を活かした緩徐楽章となっている。最後から5小節目のフェルマータがついた和音では、即興的なカデンツァが想定される。

第3楽章:フィナーレ。アレグロ・アッサイ、ニ長調、2/4拍子。変奏的なロンド形式。主題は左右の手によって交互に音を発し、まるで打楽器のように奏されるのが印象的。それは提示されるたびに変奏され、右手が十六分音符によって主題旋律を彩る。間に挟まれる2つのエピソードはそれぞれニ短調とイ長調。どちらも、高音の明るい主題とは対照的に比較的低音域を使うが、前者の短調はユニゾンで響きの太さを出し、後者の長調は、オクターブのトレモロによって激しさを表している。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - ハイドン,フランツ・ヨーゼフ

オーストリアの作曲家。古典派を代表するオーストリアの作曲家。たくさんの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられている。

演奏家解説 - チャイモビッチ,ヴァディム

リトアニア出身のピアニスト。