ハイドン ピアノソナタ ヘ長調 Hob.XVI:9 全楽章の動画集です。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より
最初期のソナタ。作曲年代を確定する資料は残されていないが、音楽教師として生計をたてていた1750年代の作品と推測される。簡易な構成と和声、親しみやすい明快な楽想から、生徒用に作曲されたと考えられるためである。遅くとも、ブライトコプフ社の目録に記載された1766年までの作品。作品は3つの楽章から成る。
第1楽章(ヘ長調、2/4拍子、アレグロ)は簡潔ながらもソナタ形式をとり、提示部には2つの主題と、推移部およびコーダが揃っている。
第2楽章(ヘ長調、3/4拍子)はメヌエットとトリオ。
第3楽章(ヘ長調、2/4拍子)は三部形式のスケルツォ。十六分音符の分散音と八分音符の和音を中心に進行する短い急速楽章である。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より
オーストリアの作曲家。古典派を代表するオーストリアの作曲家。たくさんの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられている。
日本のピアニスト。北鎌倉女子学園高等学校を卒業後、ロシア国立モスクワ音楽院へ留学。ピティナ・ピアノコンペティションB級奨励賞、D級銅賞、G級金賞(東京都知事賞、讀賣新聞社賞、ヒノキ賞、王子賞、洗足学園前田賞など各賞受賞)、特級グランプリ・聴衆賞受賞(文部科学大臣賞、讀賣新聞社賞、ミキモト賞、王子賞、三菱鉛筆賞など各賞受賞)。国内はもとより海外での演奏会も多く、これまでに、ロシア、フランス、ドイツ、イタリア、日本各地でリサイタルや室内楽などの演奏活動を行う。また、国内外の管弦楽団と共演。
「ピティナ・ピアノ曲事典」より