シューマン ピアノソナタ1番1楽章 動画集 | Mボックス

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シューマン ピアノソナタ1番1楽章 動画集

シューマン ピアノソナタ 第1番 第1楽章の動画集です。

シューマン ピアノソナタ 第1番 第1楽章

シューマン ピアノソナタ 第1番 嬰へ短調 作品11
第1楽章

SCHUMANN Piano Sonata No.1 in F sharp minor Op.11
1st mov. Introduzione: Un poco adagio-Allegro vivace

シューマンのピアノソナタ 第1番 第1楽章です。
全4楽章からなるソナタです。
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アルバム収録曲一覧

1. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / 須藤 梨菜

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - 須藤 梨菜

日本のピアニスト。昭和音楽大学器楽学科ピアノ演奏家コース卒業。幼少の頃より、国内外のコンクールにおいて優秀な成績を収め、第26回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会G級銀賞等、多数のコンクールにて上位入賞を果たす。イタリア、ニュージーランド、および日本国内の各地にて数々のソロリサイタルおよび演奏会に出演、好評を博す。昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミー在籍。

2. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / 湯口 美和

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - 湯口 美和

日本のピアニスト。 東京芸術大学ピアノ科に入学。卒業と同時にドイツ、ミュンヘンムジークホッホシューレに留学。ルービンシュタイン・コンクール銀賞を始め、ジュネーヴ国際コンクールなどの国際コンクールに入賞。日本ではソロ・リサイタルや主要オーケストラとの共演の他、室内楽、ピアノ・アンサンブル・デュオにも取り組み、各地で演奏活動を行う一方、ヨーロッパにおいても、ドイツを中心に各地でオーケストラとの共演やソロ・リサイタルの演奏を行っている。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

3. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / 西本 夏生

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - 西本 夏生

日本のピアニスト。稲田大学にて心理学を、東京芸術大学大学院にて音楽教育とピアノを学んだ後、スペインに渡る。現在、カタルーニャ高等音楽院(ESMUC)、カステジョン高等音楽院修士課程にて学びながら、スペインの数々のミュージシャンとの幅広い交流の中で研鑽を積んでいる。特に、スペイン・ラテンアメリカ作品の演奏に対して、各地で非常に高い評価を得ている。 現在日本・ヨーロッパを中心に活発な演奏活動を行っている。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

4. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / ベルマン,ラザール

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ベルマン,ラザール

旧ソ連出身のロシア人ピアニスト。日本では慣習的に「ラザール」とフランス語風に表記されているが、ロシア語の発音では第一音節に強勢が置かれるため「ラーザリ」が近い。
「私は19世紀の人間であり、ヴィルトゥオーソと呼ばれるタイプの演奏家に属している」と自認していたように、鮮やかな超絶技巧と芝居っ気たっぷりの演奏、濃やかな情緒表現と強靭なタッチが特徴的で、一夜で3つのピアノ協奏曲とソナタ1曲を弾き切ったこともある。

5. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / ギレリス,エミール

A pupil of Heinrich Neuhaus, Emil Gilels (1916-1985), was the first Soviet artist to be allowed to travel extensively in the west. I was fortunate to hear him in Los Angeles around 1980, perform the f

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ギレリス,エミール

20世紀を代表する世界的奏者の一人である。西側で自由に活動することをソ連政府から許された最初の芸術家だった。ロシアの自宅では、アップライトピアノで練習していたといわれている。日本にも何度か来訪した。妹のエリザヴェータはレオニード・コーガンの妻。また、娘のエレーナもピアニストで、父娘で4手ピアノ(連弾や2台ピアノ)デュオの録音を多く残している。

若いころは、鋼鉄のタッチと通称される完璧なテクニックに加えて甘さを控えた格調高い演奏設計で非常に評価が高かったが、晩年は骨太な表現が鳴りを潜め、力を抑えた枯淡の境地と言える表現に変わっていった。

6. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / ソフロニツキー,ヴラディーミル

Part 2 Robert Schumann - Sonata No.1 in F sharp minor, Op.11 2. Aria 3. Scherzo (Allegrissimo) ed Intermezzo Live recording, Moscow, 1960

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ソフロニツキー,ヴラディーミル

アレクサンドル・スクリャービンの信奉者にしてその演奏様式の継承者であり、その遺児エレーナと結婚した。妻エレナと初めて出逢った時にはスクリャービンは鬼籍に入っていたため、ソフロニツキーは公的にも私的にも、生前に岳父と知り合うことはなかった。しかしながらスクリャービン未亡人ヴェーラによって、スクリャービンの後期作品の最も正統的な演奏家として認められた。ソフロニツキーの演奏は、即興的でニュアンスに富んだ雰囲気と、軽く柔らかいタッチにおいてスクリャービン本人の演奏の特色を受け継いでおり、実際にソフロニツキーによるスクリャービン作品の録音は、比類ない演奏として多くから認められている。他にはショパンにも近親感を感じていたらしい。

7. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / ソコロフ,グリゴリー

Paris, Nov 26th 2005

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ソコロフ,グリゴリー

ロシアのピアニスト。

8. ピアノソナタ 第1番 第1楽章 / シューマン,ロベルト / ベルマン,ラザール

STUDIO RECORDING 1976 0:00 INTRODUZIONE - ALLEGRO VIVACE 11:20 ARIA 14:42 SCHERZO 19:54 FINALE

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楽曲解説 - ピアノソナタ 第1番 第1楽章

1832、3年に着想され、1835年に完成。4楽章構成。

シューマンは、3曲のソナタと、未完のソナタ(第4番)のソナタを残しているが、ソナタを書くこと自体、決して得意とはしていなかったようだ。当時シューマン、このソナタに生命力が乏しいことを述べたあと、ソナタ形式にそのものに限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第1楽章、序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調。1832年の作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインのアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激しい感情を伴った第一主題の楽想が、楽章全体を支配する。シューマンの外交的な性格を象徴するような想像上の人物、フロレスタン的な要素が強い。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ベルマン,ラザール

旧ソ連出身のロシア人ピアニスト。日本では慣習的に「ラザール」とフランス語風に表記されているが、ロシア語の発音では第一音節に強勢が置かれるため「ラーザリ」が近い。
「私は19世紀の人間であり、ヴィルトゥオーソと呼ばれるタイプの演奏家に属している」と自認していたように、鮮やかな超絶技巧と芝居っ気たっぷりの演奏、濃やかな情緒表現と強靭なタッチが特徴的で、一夜で3つのピアノ協奏曲とソナタ1曲を弾き切ったこともある。