シューマン 謝肉祭 全曲 動画集 | Mボックス

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シューマン 謝肉祭 全曲 動画集

シューマン 謝肉祭 全曲の動画集です。

シューマン 謝肉祭 全曲

シューマン 謝肉祭 作品9

SCHUMANN Carnaval Op.9

シューマンの謝肉祭(カーニバル) 全20曲です。
全20曲からなる、シューマンの代表的なピアノ曲集です。初期の傑作としても知られています。
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アルバム収録曲一覧

1. 謝肉祭 全曲 / シューマン,ロベルト / デームス,イェルク

演奏と共に楽譜が見られます。

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楽曲解説 - 謝肉祭 全曲

1. 前口上 / "Preambule"。クアジ・マエストーソ、変イ長調。輝かしい和音の音形の堂々たる序奏。

2. ピエロ / "Pierrot"。As-C-H (Asch …A・Sを1音に扱う)。

3. アルルカン / "Arlequin"。ヴィーヴォ、変ロ長調、A-Es-C-H。道化役者であるアルルカンの軽やかな様子。

4. 高貴なワルツ / "Valse noble"。ウン・ポコ・マエストーソ、変ロ長調、A-Es-C-H を変形。やや憂いを帯びた優雅なワルツ。

5. オイゼビウス / "Eusebius"。アダージョ、変ホ長調、A-Es-C-H。7連符の繊細で暝想的なメロディーが、シューマンの分身の一人オイゼビウスを表現する。

6. フロレスタン / "Florestan"。パッショナート、ト短調、A-Es-C-H。エネルギッシュで情熱的なメロディーで、シューマンのもう一人の分身フロレスタンを表現。

7. コケット / "Coquette"。ヴィーヴォ、変ロ長調、A-Es-C-H。小さな序奏があり、符点の軽快な音形が愉快に進む。

8. 返事 / "Replique"。リステッソ・テンポ、変ロ長調。7. コケットの序奏の部分を利用して、コケットに返答をしている。
※スフィンクス / "Sphinxes"。(音符の配列)。3種の音形を楽譜に記して再確認。殆ど演奏されない。

9. 蝶々 / "Papillons"。プレスティッシモ、変ロ長調、A-Es-C-H。蝶が楽しく活発に舞う。

10. A.S.C.H.-S.C.H.A ~踊る文字 / "Lettres dansantes"。プレスト、変ホ長調、As-C-H。AsとHが前打音となって、速い3拍子を踊る。

11. キアリーナ / "Chiarina"。パッショナート、ハ短調、As-C-H。キアリーナとは、ダヴィッド同盟でのクララの名前。繊細というよりも、やや重く力強さがあるが、クララのイメージなのだろうか。

12. ショパン / "Chopin"。アジタート、変イ長調。ここでは3種の音形を一つも使わずに、ショパンがノクターン風のメロディーで登場する。

13. エストレア / "Estrella"。コン・アフェット、ヘ短調、As-C-H。エストレラは、エルネスティーネ・フォン・フリッケンをもじったもの。情熱的に描かれる。

14. 再会 / "Reconnaissance"。アニマート、変イ長調、As-C-H。連打による軽やかな音楽。

15. パンタロンとコロンビーヌ / "Pantalon et Colombine"。プレスト、ヘ短調、As-C-H。道化のカップルの2人がかけ合ったり寄り添ったり。爽やかなヘ長調のエンディングで退場する。

16. ドイツ風ワルツ / "Valse allemande"。モルト・ヴィヴァーチェ、変イ長調、As-C-H。優雅な趣のワルツ。中間部には、「パガニーニ」(プレスト、ヘ短調)が挿入し、パガニーニの超絶技巧を髣髴とさせる。

17. 告白 / "Aveu"。パッショナート、変イ長調、As-C-H。シューマンの愛の告白だろうか。優しくデリケートに奏でられる。

18. プロムナード / "Promenade"。コモド、変ニ長調、As-C-H。告白のあとは、2人で散歩の楽しんでいるかのような、優美なワルツが広がっていく。


19. 休息 / "Pause"。ヴィーヴォ、変イ長調。前口上の一節が登場し、続く終曲へと導く。
20. ペリシテ人と戦うダヴィッド同盟の行進 / "Marche des ‘Davidsbundler' contre les Philistins"。ノン・アレグロ~ヴィーヴォ、変イ長調、As-C-H。As-C-Hの音形が堂々と登場するが、3拍子の不思議な行進曲。徐々に動きをもって高揚し、実に華やかに幕を閉じる。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - デームス,イェルク

オーストリアのピアニスト

2. 謝肉祭 全曲 / シューマン,ロベルト / ミケランジェリ,ベネッディ

Schumann Carnaval op.9 Arturo Benedetti Michelangeli Live London 1957 One of the very few interpretations of the Carnaval which truly matter.

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楽曲解説 - 謝肉祭 全曲

1. 前口上 / "Preambule"。クアジ・マエストーソ、変イ長調。輝かしい和音の音形の堂々たる序奏。

2. ピエロ / "Pierrot"。As-C-H (Asch …A・Sを1音に扱う)。

3. アルルカン / "Arlequin"。ヴィーヴォ、変ロ長調、A-Es-C-H。道化役者であるアルルカンの軽やかな様子。

4. 高貴なワルツ / "Valse noble"。ウン・ポコ・マエストーソ、変ロ長調、A-Es-C-H を変形。やや憂いを帯びた優雅なワルツ。

5. オイゼビウス / "Eusebius"。アダージョ、変ホ長調、A-Es-C-H。7連符の繊細で暝想的なメロディーが、シューマンの分身の一人オイゼビウスを表現する。

6. フロレスタン / "Florestan"。パッショナート、ト短調、A-Es-C-H。エネルギッシュで情熱的なメロディーで、シューマンのもう一人の分身フロレスタンを表現。

7. コケット / "Coquette"。ヴィーヴォ、変ロ長調、A-Es-C-H。小さな序奏があり、符点の軽快な音形が愉快に進む。

8. 返事 / "Replique"。リステッソ・テンポ、変ロ長調。7. コケットの序奏の部分を利用して、コケットに返答をしている。
※スフィンクス / "Sphinxes"。(音符の配列)。3種の音形を楽譜に記して再確認。殆ど演奏されない。

9. 蝶々 / "Papillons"。プレスティッシモ、変ロ長調、A-Es-C-H。蝶が楽しく活発に舞う。

10. A.S.C.H.-S.C.H.A ~踊る文字 / "Lettres dansantes"。プレスト、変ホ長調、As-C-H。AsとHが前打音となって、速い3拍子を踊る。

11. キアリーナ / "Chiarina"。パッショナート、ハ短調、As-C-H。キアリーナとは、ダヴィッド同盟でのクララの名前。繊細というよりも、やや重く力強さがあるが、クララのイメージなのだろうか。

12. ショパン / "Chopin"。アジタート、変イ長調。ここでは3種の音形を一つも使わずに、ショパンがノクターン風のメロディーで登場する。

13. エストレア / "Estrella"。コン・アフェット、ヘ短調、As-C-H。エストレラは、エルネスティーネ・フォン・フリッケンをもじったもの。情熱的に描かれる。

14. 再会 / "Reconnaissance"。アニマート、変イ長調、As-C-H。連打による軽やかな音楽。

15. パンタロンとコロンビーヌ / "Pantalon et Colombine"。プレスト、ヘ短調、As-C-H。道化のカップルの2人がかけ合ったり寄り添ったり。爽やかなヘ長調のエンディングで退場する。

16. ドイツ風ワルツ / "Valse allemande"。モルト・ヴィヴァーチェ、変イ長調、As-C-H。優雅な趣のワルツ。中間部には、「パガニーニ」(プレスト、ヘ短調)が挿入し、パガニーニの超絶技巧を髣髴とさせる。

17. 告白 / "Aveu"。パッショナート、変イ長調、As-C-H。シューマンの愛の告白だろうか。優しくデリケートに奏でられる。

18. プロムナード / "Promenade"。コモド、変ニ長調、As-C-H。告白のあとは、2人で散歩の楽しんでいるかのような、優美なワルツが広がっていく。


19. 休息 / "Pause"。ヴィーヴォ、変イ長調。前口上の一節が登場し、続く終曲へと導く。
20. ペリシテ人と戦うダヴィッド同盟の行進 / "Marche des ‘Davidsbundler' contre les Philistins"。ノン・アレグロ~ヴィーヴォ、変イ長調、As-C-H。As-C-Hの音形が堂々と登場するが、3拍子の不思議な行進曲。徐々に動きをもって高揚し、実に華やかに幕を閉じる。

「ピティナ・ピアノ曲事典」より

作曲家解説 - シューマン,ロベルト

ドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。

鋭い感性と知性に恵まれていたシューマンは、ホフマンやジャン・パウルなどのロマン主義文学からも深い影響を受け、その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示しているといわれている。ピアノ曲からスタートしたが、歌曲・交響曲・室内楽作品にも名作が多い。若くして手を壊してしまったロベルトは妻であるクララが演奏することを念頭に入れて後半生はピアノ作品を作曲したとも言われている。

人格的に二面性を持ち、評論家としては、自己の二面的な気質を利用して「フロレスタン」「オイゼビウス」という2つのペンネームで執筆していた。

演奏家解説 - ミケランジェリ,ベネッディ

完璧主義者として名高いイタリア出身のピアニスト。ピアノへのこだわりも有名で、気に入ったピアノでないとコンサートをキャンセルしたこともある。